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iPhone 3GSの動画性能

すでに各所で伝えられている通り,iPhone 3GSではHD画質のH.264ビデオを再生することができるようです。確認されているところでは,1920x1080の解像度に対応するようです(iPhone Fan)。海外からの未確認情報としては,少なくとも30Mbps,60fps,CABAC対応と言われています。
手元のiPhone 3GS(OS 3.1)で試したところ,MPEG Exporter TNGでエンコードしたApple TV用720pはさくさくと再生されるようです。ただし,iTunes 8.2.1はiPhoneへのHD画質の動画の転送を行ってくれなかったので,Files Liteを用いてWi-Fi経由で転送して再生しました。iTunes 9などでどう扱われるかは不明です。
とりあえず,iTunesが転送に対応していないことと,ソースがそれほどないこと,再生してもiPhone本体の解像度はハーフVGAどまりであること,そもそも新しい規格上の上限がまだ見えないことなどから,MPEG Exporter TNGのエンコードプロファイルの拡張はすぐには行いません。試したい方はカスタマイズ画面からいろいろH.264のパラメータをいじってみてください。
iPhone 3GSに採用されているSamsung S5PC100はスペックシートでは720p 30fpsのキャプチャと再生と記載されているようですが,実際にはそれよりもずっと性能が良いようです。また,iPod touch 2.5G(とりあえずこう呼んでみました)もおそらく同様だと思われます。
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テーマ: iPhone | ジャンル: 携帯電話・PHS

古いiPhone OSでは新しいバージョンのアプリを利用できない

私のiPod touchは初代なので,OSもバージョン2.2.1のままです。OS 3.0リリース後に初めてアプリのバージョンアップをしたところ,いくつかのアプリはOS 3.0以上でないとインストールできないことがわかりました。幸い,iPod touch内の古いバージョンのアプリは削除されなかったので,そのまま使い続けることはできますが,iTunes内のアプリは更新されてしまったので,iPod touch上にインストールされていなかったアプリについてはもう古いOSにはインストールすることができなくなってしまったようです。インストールできなかったのは31の更新アプリのうち3つですが,残りの28についてはそもそもインストールする設定にしていなかったので検証がされていないだけで,おそらくその多くがOS 2.xとは非互換でしょう。
OS 3.0がリリースされた当初は,3.0で利用できないアプリがあることが話題となりましたが,主要なアプリが3.0対応を果たした今,2.xとの互換性についてはあまり顧みられていないようです。しかし,アップデートが有償であることや処理能力との兼ね合いを考慮してアップデートしていないユーザーも一定数はいるはずです。古いOSを利用しているユーザーは,古いバージョンのアプリのバックアップをとっておき,基本的にはアップデートを行わない方がいいだろうと思います。
なお,iPod touch上のAppStoreで更新した場合にどうなるのかは試していません。OS 2.xの方は試さない方がいいと思います。更新後に起動できないと言われても,どうしようもなくなるからです。
なお,iTunesの画面上でアプリのアイコンを選択してキーボードのCommand + Rを押すと,そのアプリの実ファイルをFinder上で確認することができるので,これをMac上でバックアップできるものと思われます。また,一部については同じフォルダ内に前のバージョンが保存されていることもあるようですが,そうでないことも多く,その違いが何によるものかはわかりません。

テーマ: iPhone | ジャンル: 携帯電話・PHS

Apple TVプロファイルとffmpegオプション(備忘録)

MPEG Exporter TNGの設定アシスタントr.80で導入した新しいApple TV用のプロファイルで大量の動画をエンコードしてから,それをじっくりと見ていたら,ブロックノイズがけっこう存在することに気がつきました。
エンコード時のログをとると,可変ビットレートの動作がおかしく,-b 5000などが指定してあるにもかかわらず2500kbpsくらいでビットレートが頭打ちになり,あとはq値がどんどん悪くなっていました。
調べてみると,-crfに-qminを併用すると画質が悪くなるという記事があり,-qminを外すと確かに画質は良くなるのですが,-bだけが有効で-crfが無視された固定ビットレートになっているだけの様子。やはり-crfと-qminの指定は必須かと。
次に,ビットレート上限を指定している-b 5000と-maxrate 5000をそれぞれ動かすと,-maxrateを上げることで先のビットレートの頭打ちの上限も変化するようです。おおよそ,-maxrateで指定した値の半分くらいがビットレートの変動の上限となっているらしいので,Apple TVの上限5Mbpsに対して-maxrate 10000を指定すると,ちょどいい感じになりました。
そういえば,流布されている変換君の設定の中で,異様に大きい-maxrateを指定しているものがいくつかあったのは,これが理由なのかもしれません。すでに一部では既知の問題なのかもしれません。
-maxrateをどれくらい大きくとったらいいかについての直接的な資料は見つかりませんでしたが,変換君WiKiでは-btの説明で「btの値/bの値 が -ratetol オプションの値として渡される」とあり,そのため低ビットレートでは「2pass やってもビットレートをあんまり守ってくれない」ことになるのだとか。「デフォルト=4000kbits/s」のため,-b 5000のApple TVではこれによる変動は小さくなり,この指定値を変える必要はなさそう。
この他にqcomp(q値をどのくらい変動させてよいかの尺度)というパラメータを発見。-qcomp 1.0にしたらq=51に張り付いてしまったので,-qcomp 0.1にしたらいい感じでビットレートが変動するようになりました。この方が意図した通りのビットレート指定を守りやすくなるようです。
bufsizeを指定しないと可変ビットレート関係のパラメータが無視されるそうです(メモ)。
-trellis と -flags trellについて,x264では-trellisの方が有効なのだとか(比較的新しいffmpegの場合)。-flags trellはMPEG-4で使える模様。
そもそも,Apple TVのH.264はProgressive Main ProfileといいつつもCAVLCと記載があり,CABACは使えないらしいので,-coder 0を指定し,-trellisは使えないことになります。プロファイルレベルは基本的には3.1らしいのですがCABACの使えないmain profileという独自の変則的なプロファイルだそうです。
ちなみに-crf指定では2 passは画質が極端に劣化するので事実上使えません。
新プロファイルr.81ではこれらの工夫に加え,ついでにブロック指定を解除してエンコードを高速化し,Bフレームを指定して圧縮率の改善をはかりました。
これで一段落と思いいくつかのデータを変換していたら,ビットレートが基準をオーバーしてApple TVに転送できないファイルがいくつか出力されました。おそらく-qcompの変更によりビットレートが変動しやすくなりオーバーしたと考えられたため-maxrateを-bと同じ値に戻したところ,案の定,エラーはなくなりました。-qcompが十分に低ければ-maxrateの水増しは必要ないようです。

intel Core Duo 2GHzのiMacで,720pのHD動画が再生時間の2.5倍くらいの速度で変換されます。r.80よりも変換速度が速く,画質も向上しました。

新プロファイルr.81はネットワークインストーラにより配布される予定です。
テーマ: 動画 | ジャンル: コンピュータ

MPEG Exporter TNGのLeopard対応について

現行のMPEG Exporter TNG 2.66のMac OS X Leopardでの利用はいくつかの問題があることがわかりました。

2 passエンコードでファイルが出力されない
エンコードできていました。ただ,サンプルとして使用したのが.flv(初期設定で2 passになっている)だったのですが,PerianがLeopardのQuickTime 7.3に対応していないので開けなかっただけでした。
Leopardだと.flvの設定のカスタム設定ができませんが,一部の文字コードの処理の仕様の変更のためと思われます。

・ネットワークインストーラが利用できない。
ネットワークにインストーラへのアクセスはできていましたが,関連ファイルのダウンロードやログの作成など,いろんなところでエラーとなり,結局インストールに失敗しているようです。FileVaultに関連していると思われるエラーも発生しているので,FileVaultを切るとうまくいくかも(調査中)。

・使用する共有ライブラリの名称の空のファイルがアプリケーション本体と同じフォルダやアプリケーションパッケージ内に作成される。
読み書き命令の問題。読みにいくファイルパスを減らすことで見かけ上対応する予定。

・エラー発生時にその後処理に時間がかかっているらしい。
ログの作成などに失敗したり,エラーメッセージ処理用のライブラリの読み込みに失敗など,複数の問題が関与している模様。

これらは,Leopardでファイル読み書きの方式が変更されている,特定のフォルダ(ライブラリ,テンポラリ項目など)のアクセス権が変更されている,などが原因と考えられますが,まだ十分にわかっていない部分があります。
特に,読み書き命令については,漢字Talk7以来使い続けてきたサブルーチンが動作しないことから,Leopard対応の修正には多少の時間がかかるかもしれません。
この読み書きサブルーチンはMac OS 9のユニコード対応の際にはかなり影響を受けましたが,Mac OS Xへの移行は問題なく行えたため,今回のLeopardで障害を受けたのはまったく予想外でした。

そもそも,手元のマシンにLeopardをインストールして今までのユーザーアカウントを移行したところいろいろな問題が発生し,ようやくある程度落ち着いたところでMPEG Exporter TNGの動作検証を行ったところ,問題が多発していることがわかりました。
開発環境はTigerのままなので,一部のファイルだけLeopardのマシンに移動して検証などを行います。各種の修正アップデータはネットワークインストーラで提供中ですが,Leopardにおいてはそもそもネットワークインストーラが動作しないためネットワークインストーラは動くものの,Leopardのスクリプトアプリケーションはバイナリ部分も変更されているため,最終的にはLeopard対応パッケージを再配布することになると思います。その時期についてはまったく未定ですが,いろいろと多忙なため,おそらく年明けになると思います。
テーマ: iPod | ジャンル: コンピュータ

改訂されたApple TV動画規格

Apple TVで再生できる動画の規格がアップルのページ上で修正されていました。

・MPEG-4のビットレート上限が3Mbps(iPodは2.5Mbps)
・MPEG-4の最大解像度が720x432
・VGAとQVGAサイズのH.264についての記述の削除

一般的にiPodの動画規格はVGA(640x480)と呼ばれていますが、全ピクセル数が640x480=30720以内であればもう少し横長の動画でも再生できることが知られていたので、それを追認したものと思われます。その際の横の上限が720であることが明示されました。
ビットレートの上限が上げられたのは、単にハードの性能が上がったからでしょう。Apple TV用に3Mbpsでエンコードした動画がiPodで再生できるのかどうかについては確認していません。
iPod用H.264についての記載が消えたのは、単に割愛されたためかと思います。実際にはApple TVでも再生できます。

Apple TV - Tech Specs

日本のページの誤訳も修正されました。英語版よりも読みやすく簡潔になりました。

Apple TV - 仕様

ちなみに、METの設定プロファイルはこれらの変更の内容を先取りしていたので、設定プロファイルの修正はありません。
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