YouTubeへのアップロード形式

YouTubeへのアップロードの方法についての資料をwebで検索すると、様々な意見が出てきます。しかし、その多くは再エンコードの特性をきちんととらえていないようです。
YouTubeは原則としてすべての動画を視聴環境に合わせて再エンコードします。アスペクト比も自動的に修正されます。
再エンコードの際には必ず画質と音質の劣化を伴うので、YouTubeでサポートされているファイル形式の場合は最適なアップロードの方法はよけいなことをせず元のファイルをアップロードすることです。
それでは、YouTubeが対応していない形式の場合はどうしたらいいでしょうか。
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Delegate方式のスクリプト

OpenKitのスクリプトの利用方法について、
property parent : script "OpenKit"
という宣言でdropletの親として使用する方法を紹介したところ、Script FactoryのKuritaさんから、

AppleScript のライブラリを実装する際に、そのライブラリを parent にするような設計は良く無い。そのライブラリを利用するスクリプトの設計を制限することになってしまう。デリゲートパターンを利用すべき。

との意見をいただきました。
そこで、Kuritaさんから教えていただいたスクリプトをもとに、OpenKitを利用しながら、droplet本体には好きなparentなり何なりの設定をすることができるdelegate方式のスクリプトを書いてみましたので、ご利用ください。
OpenKitの中に含まれるスクリプトハンドラはあくまでも私自身のために作られているので、他の人にとって使いやすいとは限りませんから、この方がいいかもしれません。

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テーマ: Mac | ジャンル: コンピュータ

Macにおけるbluetoothの音声モード

Bluetoothのヘッドホンやヘッドセットの音質は悪いとしばしば言われますが、特定の条件下では音質が改善します。
その条件の一つは、PCや携帯電話などの中の音声データを再エンコードせずに伝送することです。通常、bluetooth機器の音声データはSBCという方式で転送されるため、元のデータをSBCに再エンコード(再圧縮)し、その際に音質が大幅に低下します。iPhoneなどのiOS機器の場合、音楽データはiTunesなどでエンコードまたは購入されたAAC方式で圧縮されています。AAC対応のヘッドホンを使用すると音楽データを再構成すること無く無劣化でヘッドホンに伝送することができます。
ちなみにAndroidの携帯電話ではAACではなくApt-Xという伝送方式を用いることができます。Apt-Xは高音質と宣伝されますが、音楽ファイルがAACやMP3である場合はApt-Xに強制的に再エンコードされるので、iOSよりも理論上は音質が低下してしまいます。携帯電話とbluetoothヘッドホンで高音質を楽しむためのポイントは、端末はiPhone、ヘッドホンにはAAC対応の製品を選択することであることがわかります。
さて、Macにおけるbluetoothの音声は、伝送方式としては基本的に全機種共通で利用できるけれども音質の悪いSBC方式しか利用できません。しかし、私のメインマシンであるMac mini (Late 2012、OS X Mavericks)にXcode 6.2とHardware IO Tools for Xcode 6.1を入れたところ、以下のような画面でAACもApt-Xも利用できるよう設定を変更できました。ネット上を調べても、MavericksでbluetoothでAAC伝送を利用できるという記事が日本語ではなかなか見つからないので、念のためにここに記録しておきます。これでMac上のiTunesの音楽やMPEG-4動画(音声トラックは通常AAC)を高音質でbluetoothのヘッドホンで楽しむことができます。

Bluetooth AAC
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テーマ: Mac | ジャンル: コンピュータ

iTunesのテレビ番組に正方形のサムネールを追加する

iOS9現在、iTunesからiOS機に転送されたテレビ番組のファイルには多くの場合にサムネール(アートワーク)が表示されません。iOS上でサムネールが表示されるためには正方形のサムネールがついていないといけません。テレビ番組が正方形の動画であることはまれなので、当然サムネールも正方形ではありません。そこで、正方形のサムネールを作成して貼付けるスクリプトを作成しました。
MPEG Exporter TNGなどのスクリプトに組み込むことも可能ですが、実際に実行すると大きな問題があることがわかりました。それは、サムネールが表示されると、そこに表示されていた番組名が表示されなくなるのです。番組をタップして開けば番組名も表示されますが、多くの番組が登録されている場合には著しく使い勝手が低下します。アップルの誰がこんな間抜けなUI(ユーザーインターフェース)を作成したのか知りませんが、テレビ番組のサムネールの扱いについては実装の不備とも言える使い勝手の悪さがあります。
とは言うものの、もう作ってしまったスクリプトを死蔵するのももったいないので、ここに公開します。同じスクリプトはMPEG Exporter TNGなどに組み込まれているiTunes Support Plg-in ver.2.33にもsquareArtwork(aTrack)というハンドラ名で追加しておきます。下記のスクリプトをそのままスクリプトメニューに登録して、iTunesの画面上でテレビ番組を選択して実行するだけで、その番組に正方形のサムネールを追加します。
iOS上で番組名が表示されなくてもいいからサムネールを表示したい方は、お使いください。一番いいのは、アップルが現在の不十分なiOSの仕様を修正することなのですが...。
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AppleScriptによる日本語形態素解析(Morphological Analysis)

ぴよまるソフトウェアさんでAppleScriptにおけるCocoaを用いた簡易日本語形態素解析の話題が出ていたので、拙作 TextEncodingObjの結果と比較してみました。元のテキストは当ブログの前回の記事の文章の一部です。

「QuickTimeによる設定と一口に言っても、QuickTime 7が利用できる場合はMPEG Exporter TNGが独自に複数の変換設定の定義ファイルを持っているので、それを利用します。QuickTime Xの環境下では、アップルが定めたプリセットしか使用できません。CoreMediaと呼ばれるOS X独自の変換コマンドが利用できる環境下では、それも利用できます。MPEG Exporter TNGは、利用できる変換機能の一覧を生成して、簡単なメニューで選択できるようにします。」



AppleScript自体の「words of」の結果(OS X 10.9.5、おそらく Mecab):

{"QuickTime", "に", "よる", "設定", "と", "一口", "に", "言っ", "て", "も", "Quick", "Time", "7", "が", "利用", "できる", "場合", "は", "MPEG", "Export", "e", "r", "T", "N", "G", "が", "独自", "に", "複数", "の", "変換", "設定", "の", "定義", "ファイル", "を", "持っ", "て", "いる", "の", "で", "それ", "を", "利用", "し", "ます", "Quick", "Time", "X", "の", "環境", "下", "で", "は", "アップル", "が", "定め", "た", "プリ", "セット", "しか", "使用", "でき", "ませ", "ん", "CoreMedia", "と", "呼ば", "れる", "OS", "X", "独自", "の", "変換", "コマンド", "が", "利用", "できる", "環境", "下", "で", "は", "それ", "も", "利用", "でき", "ます", "MPEG", "Export", "e", "r", "T", "N", "G", "は", "利用", "できる", "変換", "機能", "の", "一覧", "を", "生成", "し", "て", "簡単", "な", "メニュー", "で", "選択", "できる", "よう", "に", "し", "ます"}



TextEncodingObjのsolvePhrase(msg)ハンドラの結果(TextEncodingObj ver.2.2):

{"QuickTimeによる", "設定と", "一口に", "言っても", "、", "QuickTime 7が", "利用できる", "場合は", "MPEG Exporter TNGが", "独自に", "複数の", "変換設定の", "定義ファイルを", "持っているので", "、", "それを", "利用します", "。", "QuickTime Xの", "環境下では", "、", "アップルが", "定めた", "プリセットしか", "使用できません", "。", "CoreMediaと", "呼ばれる", "OS X独自の", "変換コマンドが", "利用できる", "環境下では", "、", "それも", "利用できます", "。", "MPEG Exporter TNGは", "、", "利用できる", "変換機能の", "一覧を", "生成して", "、", "簡単な", "メニューで", "選択できるようにします", "。"}



ほお。悪くない。

元ネタはこちら。
簡易日本語形態素解析のじっけん(AppleScriptの穴)

OS X 10.10は使っていないので、JparseKitの結果はわかりませんが、Mecabとほぼ同じとのこと。
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