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r.90.1におけるx264パラメータの修正

-qcompが小さいとビットレートの指定を守る,と以前に書きました。実際には,-qcompが大きいと,ビットレート指定が守られないだけでなく,絵が破綻してしまいました。
そこで,METのプロファイルでは-qcomp 0.1を指定していました。
ところが,-qcompを調べるとデフォルト値は0.6とあり,これを指定すると無指定のときよりも明らかに画質が落ちました。いろいろ調べてみると,ffmpegで指定したqcompがffmpeg内部のx264に伝えられるときに数値の変換が入るとのことでした。qcompが無指定の場合の画質もかなり悪いため何も指定しないという選択肢はなさそうですが,-qcomp 0.1では実質的に固定ビットレートになってしまいます。-rc_eq "blurCplx^(1-qComp)" というパラメータを追加するとこの問題が解決されるようです。

現行の ffmpeg で -vcodec libx264 を指定してエンコードする場合は -rc_eq "blurCplx^(1-qComp)" というオプションを入れてください。(中略)rev.952 以降の x264 がリンクされた rev.15029 以降の ffmpeg では上記の問題は関係ありません。

最新FFmpeg/FAQ - MobileHackerz Knowledgebase Wiki

METのプロファイルは可変ビットレートの有効活用を目指して効率化をはかっており,-qcomp 1.0 -rc_eq "blurCplx^(1-qComp)" をH.264のほとんどの設定に採用するつもりです。ffmpegのqcompとx264のqcompの関係について十分に理解できていない部分があるので,これでは不十分なのかもしれませんが,とりあえず納得のいく画質と圧縮率でエンコードができているので,METプロファイルr.90.1からこの修正を加える予定です。間違いやよりよい改善方法などがあればコメントください。
この他,シーンチェンジ検出関係を-sc_threshold 60 -keyint_min 5 に修正しました。このオプションは変換速度も圧縮効率もほとんど影響されずに見た目の画質が大きく改善するようなので,x264の設定では実は重要かもしれません。
なお,METのプロファイルはらけった版ffmpeg r.8638に最適化されています。
テーマ: 動画 | ジャンル: コンピュータ

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